【令和7年版】ビジネススキル研修の新常識|アウトプット9割時代が到来!?
Apr 20, 2025こんにちは!研修講師の飯田ケントです。
今回のブログは、【令和7年版】ビジネススキル研修の新常識|アウトプット9割時代が到来!? です。生成AIの普及により社会の当たり前も大きく変わってきました。それにともない、研修の内容も大きく変わってくるターニングポイントが令和7年だと思います。
今日はこれらについて、15年以上講師として大手・中堅企業で日々登壇している私の経験をもとに、ここで共有したいと思います。
まず結論を先にお伝えすると、私は令和7年以降は「テクノロジーを活かして学習し、研修=実践に特化する伴走型研修がさらに活発になってくる」と思います。
時代もテクノロジーも数年前と比べても、ガラっと変わってきました。そしてそれにより本当に効果のある人材育成の方法、新しい研修スタイルも確立しやすくなりました。今日はこのテーマで書いてみようと思います。
「従来のビジネススキル研修、本当にこれが最適解なのか?」
最近、このような声を人材育成担当の方から聞くようになりました。他には
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「大手研修会社の集合研修に社員を派遣し、終日勉強させることが本当に最適解なのか?」
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「講師を呼んで、インハウスで集合研修を行うことが、本当に最も良い人材育成の手段なのか?」
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「今の時代、従来の知識学習を基本とした研修形式は、本当に費用対効果が高いのか?」
世の中の変化に気づき出している、感度の高い人材育成担当者の方は、上記のような疑問を最近持たれているようです。
インプット重視の研修は完全に淘汰?
ChatGPTをはじめ、生成AIが一般化してきた今、検索すれば知識は秒で手に入る時代です。以下もなかなかのクオリティで出してくれます。
ビジネススキル学習も同様で、XXXについて教えて!と打ち込めば、わかりやすい構成で、練習の仕方など体得するために必要なポイントなど事細かに教えてくれます。しかも、なかなか高いレベルで。
または、私も実際に作りましたが、論理的思考力を鍛える壁打ちAIも手軽に作れるようになりました。(🎁無料で配布してますので、欲しい方は一番下をご覧ください🎁)
そんな中、
「従来型の知識のインプットを主目的とした集合研修」は、どんどん価値が低くなっている
と、現場でひしひしと感じています。
📌 「論理的思考力(ロジカルシンキング)」は誰でも知ってるスキル?
例えば、論理的思考力。このテーマは社会人にとって必須すぎて、今更感があるかもしれませんが、新入社員にとってはまだまだ鍛えなきゃいけないテーマです。学生気分のままでは間違いなくできていないので、最低限の勉強と練習は必須です。
しかし、テーマに対する認識は確実に、そして着実に変わってきました。
🔄 16年前と2025年の比較:
16年前、私が講師になりたてのころ、某大手企業の新入社員研修の冒頭で「論理的思考力・ロジカルシンキングって聞いたことある人?」と聞くと、1〜2割の方が挙手をされていました。
次に、「勉強したことがある人?」と聞くと、ほぼ0%の挙手率です。当時は論理的思考力はまだまだ珍しく、研修でまずは知識を理解することがとても価値を持っていました。
しかしそれが、2025年、令和7年の新入社員では、全く同じ質問しましたが、結果は大きく変わっていました。
すでに勉強したことがあると答える方が約6割いたのです。また、知ってるか知らないかに関しては、約9割以上の方が、「知っている」に挙手していました。
ロジカルシンキングは、もうみんなが知っている知識、になってしまいました。他のスキルでも同様なことが言えます。例えばプレゼンテーションスキルに関しては大学で徹底的に練習した、という方も多くなってきました。
(現に私も中京大学でしっかり論理的思考力とプレゼンテーションスキルを教えていますし)
さらにYoutubeでは面白い芸人さんや、ビジネス系Youtuberがビジネススキル学習の助けになるような動画を山ほどアップロードしています。自分の好きなYoutuberから若者は好きな時間にビジネススキルを無料で学べる、知ることができる、そんな時代になりました。
以上のような環境から、多くの学生や若手社員は、ある程度自学自習できる状態になっているのです。大学や会社でも自然と学ぶ機会も増え、みんな知ってるよね、ある程度できるよね、という割合はどんどん増えていくのは確実です。
しかし、知っていることと、使えることは別話です。なのでスキル習得には3段階あります。①まず基礎を理解する ②使えるようになる ③もっと上手く使えるように磨く、です。
なので①を我流でできたとしても、どこかのタイミングでプロ講師により②と③の段階で鍛えてもらう必要があるでしょう。
従来の集合型研修は、もう意味がないのか?
それでは従来の集合型研修は、もう意味がないのか?いえ、私は、意味はあると思いますし、効果もあります。
事実、
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対象者によってはインハウスや公開コースへの参加が最適なケースもあります。
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実際、私が担当しているリクルートマネジメントソリューションズの公開コースでは、受講者と全力で向き合い、スキル定着を全力でサポートしていますし、体得の効果もでています。
ですが、同時に「スキルの体得という“効果”」にだけフォーカスするのであれば、もっと確実で、もっと効率的に行える“新しい研修のかたち”もある、と私は強く思っています。それがアウトプット中心の研修です。
【令和7年版】ビジネススキル研修の新常識|アウトプット9割時代が到来!?
ではこれからの時代、どのような研修プログラムがより効果を出すのか。私は【伴走型で着実に知識を効率的に習得する研修プログラム】だと思います。
どういうものかというと、伴走型とは、各自インプット → 各自実践 → 講師からの直接フィードバック → 各自再実践→ 講師からの直接フィードバック →各自再実践を繰り返し、スキルの定着を図るものです。
ライザップ(ダイエット)やプログリット(英語学習)など、伴走重視のサービスもたくさん出ていますが、そのビジネススキル版です。
終日時間を拘束して、1日で知識を詰め込む従来のスタイルではなく、各自が自分のペースで学習は済ませ、アウトプットだけを講師に見せてそれを直接フィードバックを受けるというスタイルです。
これにより、現在のテクノロジーの利点をフルに活用でき、受講者間における知識の格差についてもテイラーメイドでフォローアップもでき、より高い研修効果を実現することができます。
実際に私はこのスタイルで登壇と納品をしておりますが、お客様からは非常に高い評価をいただいております。
例:某建設会社、人材育成担当者
・「受講者の成長が目にみえて、非常に満足した。本人も周りもそのスキルの体得、成長を実感することができた」
・「終日、受講者を拘束することは難しいので、各自学習を進めるスタイルは非常に助かった。効果がないのかと心配になったが、講師からの手厚いフォローアップが各課題ごとにあったので、逆に効率よくスキル体得を進めることができた
また、この方法だと、費用も時間も大幅に抑えることも可能です。個人個人への丁寧なフォローアップも可能になり、クライアントにとって良いことだらけです。
唯一の懸念点はマネジメントが難しいと感じる方がいるという点です。これに関しては、私のほうで学習の進捗、課題の提出に関して管理できますし、事務局側からは提出が滞っている方に向けたメールを一斉送信するだけで基本は大丈夫です。
なので私は、研修とは単発で終わらせることなく、一定期間、講師やメンターが伴走しながら継続的に研修を行うスタイルが、これからの日本では主流になると思います。
私が作った「ロジトレくん」もそのひとつ
弊社のサービス「ロジトレくん」もこのスタイルをとっています。ロジトレくんとは、論理的思考力を先ほどお伝えした「一定期間、講師やメンターが伴走しながら継続的に研修を行うスタイル」をとっております。
各自がビデオでのオンライン学習をし、隙間時間にchatGPTで壁打ち練習をしていただきます。そしてアウトプットは講師が徹底的に一人一人の宿題を確認し、フィードバックをするスタイルをとっております。
ビデオ学習は視聴率が悪いのでは?というご意見もありますが、それは設計次第、建て付け次第でいかようにもなります。問題ございません。
特に建て付けを設計するさに、「見られている」「聞かれている」「育てられている」という実感を、当事者が感じる仕掛けや仕組みを作ってあげることで、インプットをオンラインで行う設計でも十分に機能します。
また、何よりYoutubeで動画を視聴するのが当たり前の世代なので、ビデオ視聴に対するアレルギー反応はさほど多くなく、今のところ問題になることはほとんどありません。
「感動する1日」より「少しずつ着実に変わる4週間」へ
私は本気で、対面の集合型研修に日々向き合っています。
- 「この研修に参加してよかった!」
- 「めちゃくちゃおもしろかった!こんなの初めて!」
- 「自分の我流を見つめ直すことができた!」
このようなお言葉を受講者の方々からよくいただきます。それはとても嬉しいですし、講師冥利につきます。
しかし、本当に受講者が効果を現場で体験されているのか、実際に体得されるのはどれくらいなのか、そのクオリティはご自身であげられているのかは、正直わかりません。
だからこそ、これからの研修は、感動した終日研修から、確実にビジネススキルが身につく伴奏型プログラムへと進化すべき、だと思っています。
人材育成に関わる私たちがすべきことは?
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講義を数時間や1日に詰め込み、届けることではなく、
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行動を変えるプロセスをデザインすること
そこにテクノロジーを活かせば、再現性が高く、効果的な育成が可能になるのです。
この流れは、もう止まらないと思います。
先ほどお伝えした通り、研修の設計や建て付けだけしっかりしておけば、このスタイルはしっかり機能し、はまります。効果をより体感しやすくなるはずです。
だからこそ、いま見直したい貴社のビジネススキル研修
「来年の研修は、どんな形式で?どんな設計で?」
生成AIや、動画視聴文化が根付いた令和7年、どのような研修を実施するのかを見直す絶好の機会だと思います。
研修のスタイルを “長時間拘束を数日間” から “超短時間拘束を数週間” に一度変えてみてはいかがでしょうか。
我々ワンデイジャパンは、研修のコンテンツ提供はもちろん、一人一人に丁寧なフォローアップも行いますし、また、貴社の担当者様に代わり受講者のフォローアップや、受講管理など行います。
皆様は受講者の変化を日々確認いただき、その効果を実感いただくだけです。
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今回のブログ記事が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです!
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